子どもにどう伝えていますか
「将来、バスケで海外に行きたい!」
長男が、そう言いました。僕が30歳のときです。
夕飯の途中でした。ごはんをかき込みながら、当たり前みたいな顔で言うんです。
「将来、NBAの選手になる。だから、バスケで海外に留学したい」
箸が、一瞬止まりました。
はじめてのおこづかいから、
18歳のNISAまで。
貯金ゼロだった父でも、できた。
Kindle Unlimitedの方は、そのまま追加料金なしで読めます。
Kindle版で読むすぐに読めます・144ページ 紙の本を買う家に置いておける・A5判書いたのは、3人の息子の父。元ヤマト運輸のドライバーです。
30歳のとき、貯金はほぼゼロ。長男の「将来、バスケで海外に行きたい!」の一言をきっかけに、クレジットカードの枠で作った6万円から、お金と向き合いはじめました。
いまはお金のことを伝える仕事をしていますが、家で子どもに「授業」をしたことは一度もありません。
それでも長男は18歳になってすぐ、自分からNISAを始めました。
効いたのは知識ではなく、家の空気でした。この本には、そのために家でやってきたことだけを書いています。レジのあとにレシートを1枚渡す。おこづかいのルールを子どもと一緒に決める。今日からできることばかりです。
試し読み
「将来、バスケで海外に行きたい!」
長男が、そう言いました。僕が30歳のときです。
夕飯の途中でした。ごはんをかき込みながら、当たり前みたいな顔で言うんです。
「将来、NBAの選手になる。だから、バスケで海外に留学したい」
箸が、一瞬止まりました。
「へえ、いいな」
僕はそう答えました。父親として、たぶん満点の顔で。
でも頭の中では、電卓を叩いていました。
留学って、いくらかかるんだ。年に100万か、200万か。
計算は、途中でやめました。
答えが出たら、「いいな」と言ったさっきの自分が、嘘になる気がしたからです。
息子は目の前で、まだ夢の続きをしゃべっています。
その顔を見ながら、生まれて初めて、はっきり思いました。
このままの自分では、この子の夢の、観客席にも座れない。
夢は応援したい。心から、そう思っています。
でも応援には、気持ちだけでは足りない日が来ます。
親になっていちばん静かに効いてくる焦りは、寝不足でも、反抗期でもなくて、
「いいな」と笑いながら、財布の中身を思い出しているこの瞬間だと思います。
かんたんに自己紹介をさせてください。
僕の実家は、岩手にある小さな自動車の整備工場。4人兄弟の長男で、実家を継ぐのが当たり前という空気の中で育ちました。
まずはトヨタ系のディーラーで、整備士として修行しました。そのあと岩手を出て東京へ。佐川急便で働いて、それからヤマト運輸のドライバーになりました。
台車を押して、階段を上って、伝票を書く。あの仕事は、僕にとってはいい仕事でした。
横にスワイプすると、ページがめくれます
この先も、Amazonの無料サンプルで
プロローグの続きが読めます。
READER'S GIFT
第2章の「5つの決めごと」を書き込める紙1枚。埋めたら冷蔵庫へ。
今日から使える声かけ5つ。教えなくていい、話しかけるだけ。
つかう・ためる・ふやす・まもる。切って貼って、子どもと工作。
3点とも、本の巻末にあるQRコードから受け取れます。
読んで終わりにしない本にしたくて、用意しました。
NEW
「紙で読みたい」という声をいただいて、ペーパーバック版を作りました。
家に置いておくと、子どもが勝手に手に取ります。
電子と紙は、役割が違うのだと思います。電子は自分が読むため。紙は、リビングのテーブルに置いておくため。「なにこれ?」と聞かれたところから、お金の話が始まることもあります。
各章の終わりに「今日、家でできる小さな一歩」つき
Kindle版は¥500、Kindle Unlimitedの方は追加料金なしでそのまま読めます。
紙の本は¥1,518(税込)。家に置いておきたい方はこちらを。